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2008年4月号

vol. 013

団塊の世代よ起業せよ

~巨大マーケットにされた団塊の世代。今度はやり返す番だ~

2008年、団塊の世代が次々と「定年」を迎え始めている。
日本の社会の中で、良くも悪くも一時代を築いたこの団塊世代。
この世代に、このまま安穏とリタイアさせてはならない。

昭和22年から24年までの3年間に産まれた世代を「団塊の世代」と言う。
2007年の出生数106万と比較し、この団塊の世代は毎年270万人もの出生数である。
いかにこの世代の人口が突出しているかが分かる。
戦争が終わり、平和を実感した国民がこぞって結婚し出産したのだ。

この団塊世代がもたらした社会現象にはいとまがない。
例を挙げれば書き尽くせないほどもある。
私はこの世代からちょうど10年遅れて生まれているので、
この世代のしでかす事を、羨望と畏敬をもって眺めたと言ってもいい。
「すごい」と昔も今も思っている。

団塊世代の分析や諸説はあまたあるが、
ここで私がその特徴を一つ挙げるとすれば、
あまりにも多すぎる団塊世代は、
「巨大マーケットにされてしまった」と言うことである。

少年期にはこの層をターゲットに「少年サンデー」「マーガレット」が発刊され、
青春期には「アンアン」「ノンノ」「平凡パンチ」が発刊され、
青年期にはスポーツカー「スカイライン」「セリカ」「コスモ」が発表され、
結婚式は「大型結婚式場」で次々と結婚式が催され、
郊外にマイホームをこぞって建て、その街には巨大スーパーが出現し、
団塊世代の子供のために塾と予備校が乱立した。

とにかく同世代人口が多いため、
いつの時代にも「狙われる購買層」としてマーケティングの餌食にされたのだ。
世代別セグメントなんてモンじゃない。
この層だけを狙った商品は、たちまちブームとなって大量に売れるのだ。
他の世代に市場は見向きもしない。

この団塊の世代は、唯一、
あまりにも多い「量」が「質自体」を変化させた層であり、
それは「ブーム」という一過性の出来事ではなく、
「新しい文化」と呼び、日本の生活習慣さえをも変えてしまったのである。
恐るべし団塊の世代。

しかし今、この大量消費を得意とする団塊世代が、
静かに定年を迎えようとしている。
たっぷり抱え込んだ貯金も使わずに、
少子化で細る若い世代の納める年金を吸い取り、
安穏と定年以後の人生を暮らそうと言うのだ。
冗談じゃない。

さんざマーケットを膨らませ、
大量消費という、アメリカンナイズされた文化を置きざりに、
今度は年金を大量受給する側に回ると言うのだろうか。
まるで台風が過ぎた後の海岸ではないか。

団塊の世代よ、もう一度立ち上がって欲しい。
あなた方が作り上げてきた新しい日本は、こんなにも豊かになった。
あなた方は、我々の憧れであり常に時代の寵児だった。
その巨大な波のようなエネルギーを、最後にもう一度使って欲しい。
人生の最後ぐらいは、消費だけでない人生を送って欲しいのだ。

起業し、会社を作ろう!
資本金だけでも1兆円は市場に流れ込むだろう。
そして年金受給者ではなく、もう一度、納税者になるべきだ。
そして40年間で身に付けたノウハウを次世代に伝えるため、
若者を雇用して欲しい。
時代を引き継ぐはずの若者が今、フリーターに甘んじているのだ。
若者に「日本を導く気概」を教えて欲しいのだ。

大量消費の時代はもう終わる。
一つ一つを丹念に作ったあの懐かしい時代に戻ろうじゃないか。
その豊かさは、モノのなかった時代を戦い抜いた団塊の世代が、
フッと思い出す幼かった時の記憶の中にあるはずだ。
団塊の世代よ、もう一度立ち上がり、
本当の豊かさを世の中に広めるために、起業しようじゃないか。

少しだけ、休憩してもいいからさ。

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