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2011年2月号

vol. 047

経営トップは隠して使え

~隠して見えなくすることも戦略である。ならば経営トップを隠してしまおう~

たった10名の会社であっても、
経営トップは簡単に表舞台に登場してはいけない。
お里さえバレなければ、家の格式は高く見えるものなのだ。

あなたがもし一部上場企業の営業マンであれば、
商談の席に経営トップを連れていくことはまずできないだろう。
上場企業の経営者たるもの、
社員にとっては「神様」のような存在で、
営業マンの個々の営業になどに、おいそれと連れては行けない。
バチが当たる。

経営トップは、
トップにしかできない営業の席にはつくが、
基本的には、
「奥の院」に隠れているのが普通だ。

だが会社が小さくなれば、
経営トップも「社員に任せている」なんて、
ノンキなことは言ってられない。

社員が進めた個々の商談に、
自らどんどん顔を出さねばならないはずだ。
気持ちは分かる。

だがちょっと待って欲しい。
経営トップを、商談の席に連れ出してしまっては、
商談相手に、
「なるほど、この会社の奥行きは…」と
会社の「寸法」を測られてしまう事になるのだ。
スッポンポン状態だ。

いわゆる「お里が知れる」瞬間である。

無論、経営者が、奥でふんぞり返り、
ビジネス最前線にまったく顔を出さないならば、
そんな会社は明日にでも潰れてしまうのがオチなのだが、
逆に、意図して、
経営トップや上司を、うまく隠している会社は、
これはなかなかの手強い会社なのである。

小さな会社なはずなのに、
経営トップは「ここ!」という時にだけ出てくる。
あきらかに登場場面を選んできてる。
これって効果抜群なのだ。

不思議な会社に出くわすことがある。
社員はいつも悠然としている。
ガツガツしていない。
「この会社、いったい何をして食っているのだろう…?」
「よっぽどしっかりした経営基盤があるに違いない…」
「この会社、大きな仕事も難なくやってしまうかも…」
なんてことを勝手に想像してしまう。

こういったナゾが大きい会社は、
その「ナゾの大きさ」だけ、
「可能性の大きさ」を勝手に想像させてしまうのだ。

経営トップや上司が隠れてさえいれば、
こんな芸当もできてしまう。

一度決めたことを覆せるのだ。
ある商談で相手からムリを呑まされたが、
次の日、それを覆す。
「すいません。上司がどうしてもダメだと…」
なんてセリフだ。
うまい上司の使い方である。

こんなのもある。
若い社員がお客様からボロクソに叱られている。
そんな時、隠しておいた上司の登場だ。
「申し訳ございません!ウチのバカがとんだ粗相を…」
と頭を下げれば、お客様も不思議に溜飲を下げるのだ。
「オマエじゃ分からん!上司を呼べ!」は、
お怒りのお客様の常套句だからだ。

格言が出来た。

経営トップと上司は隠しておこう。
一度決めた事を取り消せる。
経営トップと上司は隠しておこう。
責任者を呼べ!で鎮火ができる。
経営トップと上司は隠しておこう。
里さえバレなきゃ仕事のサイズはデカくなる。

私も隠れます。
どうかお里がバレませんように…。
どうか大きな仕事が来ますように…。

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