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お客様導入事例

2025年07月号

vol. 29

バッテリーの消耗にはご注意を

W社様
業種:運送業
従業員数:10名
PC台数:10台

e-コンシェルジュサービスにご契約中のW社様。
ある従業員様のノートPCで、メールの受信に時々タイムラグが発生するとのことで
対応させていただくことになりました。

まずは、ネットワーク障害の確認、メールソフトの設定、メールサーバー側の確認、セキュリティソフト…。
順に確認しましたが特に問題は見つかりませんでした。

そこでお客様に、どのような時間帯や状況でそれが発生しているかを改めてお聞きしたところ
「席を離れているときによく起きている。」
とのことでした。

それではと、PCのスリープ機能を無効にして様子を見ていただきます。
この機能が有効になっていた場合、メールソフトの通知や同期が遅れることがあるためです。

しかし、しばらくして再度状況をお聞きすると依然としてメール受信にタイムラグが時々発生しているとのこと。
別の原因を探ることになりました。

「う~ん…」
と考え込んでいると、ふとノートPCの電源ケーブルが抜けかけているのが目に入りました。

「外れそうですね。挿し直してもいいですか?」
「もちろんお願いします。もうバッテリーがダメみたいで、抜けたらすぐに電源が落ちてしまうんですよ。危なかったです。」
「えっ、そうなんですか。すみません、ちょっと試してみてもいいでしょうか。」

立ち上がっているアプリを全て終了していただき、許可を得て電源ケーブルを抜いてみます。
するとおっしゃる通り、その途端にPCの電源が落ちてしまいました。
これでは常時電源につないでおかなければならず、せっかくのノートPCもちょっともったいない気がします。
うっかり電源ケーブルが抜けてしまうことにも気を遣わなければなりません。

「あれ?もしかして。」
思い立って、バッテリーの設定を確認してみたところ、省電力モードにチェックが入っていました。

省電力モードとは、ノートPCやモバイル端末などに搭載されており、バッテリー残量が少なくなってきた時に
次に電源ケーブルに接続するまで、もしくは十分に充電されるまでバッテリー消費を最小限にする機能です。
主には画面の明るさをおさえたり、バックグラウンドの動作を制限します。

電源ケーブルを抜いたら電源が落ちてしまうほどバッテリーは消耗していますので、
いつどんなタイミングで省電力モードが動作してもおかしくありません。
設定や機能にもよりますが、省電力モードはメールの自動受信を停止させたりもします。

お客様にもそうご説明して省電力モードを無効にし、
バッテリーも新品に交換していただくことになりました。
以降はメール受信の不具合はなくなったということです。

ちなみに余談ではありますが、
ノートPCを電源に常に接続した状態で使用していると、バッテリーの劣化を早める傾向にあります。
特に、常時100%の充電状態を保つことはバッテリー寿命をさらに短くすることにつながります。

ノートPCは会社様によっては退勤の際に鍵のあるキャビネットなどにPCを保管していると思います。
これはセキュリティ上有効な運用なのですが、
キャビネットに仕舞う時には電源を抜くことになるのでバッテリーのためにも良いというわけです。

できればさらに、お使いになる時は、バッテリーが十分にある時は電源ケーブルを抜いて
少なくなってきたら電源を接続するというのがお勧めです。
もちろんご不便のない範囲で大丈夫です。

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