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スタッフが感じた日々是好日

2025年06月号

vol. 37

レトロブームの波に乗って

最近、Z世代を中心にレトロブームが巻き起こっているそうですね。
よく耳にするようになった「エモい」という言葉も、このブームから広まったとか。
我が家にはZ世代の次の世代に当たるα(アルファ)世代の息子がいるのですが、
彼らからはまだ「エモい」という言葉を聞いたことはありません。

ただ、レトロブーム自体はα世代にも浸透してきているようで
最近、息子たちは「たまごっち」に夢中になっています。
クリスマスに祖母に買ってもらって以来、
毎日画面とにらめっこしながらキャラクターのお世話をしている様子は、
まるで90年代にタイムスリップしたかのような光景です。

たまごっちと言えば1990年代に社会現象になった、たまご型の携帯育成ゲーム。
発売から25年以上経った2023年に再びブームが到来し、売り切れ続出の店舗もあるほどの人気です。
昔はキーチェーンタイプが主流で、今もそのタイプはあるのですが
息子たちのたまごっちは最新型の腕時計タイプです。
画面はオールカラー、インターネットを接続して世界中のキャラクターと遊べる機能も備わっていて
技術の進歩を感じます。
とはいえ、基本的な「お世話する・育てる」という点は同じ。
時代が変わっても子どもたちが夢中になるポイントは変わらないものなのかもしれません。

そんな進化したたまごっちを買ってもらった息子たちですが、私はすぐに飽きるだろうと思っていました。
なぜならば彼らは飽き性だからです。
我が家には3年前に幼虫で迎えたニジイロクワガタのオスが1匹いるのですが、
当初は興味津々だった子どもたちも次第に世話をしなくなり、今では私だけで育てています。

しかし、今回は違いました。
最新のたまごっちには「たまシッター」という便利なお世話代行機能が搭載されていますが、
息子たちは学校に行っている間はそれを活用しつつ、
家にいる間は病気にならないようにこまめにチェックし、しっかりと育てています。

どうやら兄弟間でレアキャラクターに進化させることを競い合っているようで、
思い通りの進化を達成できた時は大喜びしてマウントを取るのです。
負けず嫌いの性格も相まり、半年経った今でも毎日のようにお世話の競い合いが続いていて
予想外の熱中ぶりに驚いています。

今までニジイロクワガタ以外の生き物を一度も飼ったことがありませんが、
ゲーム上の架空の世界とはいえ、このまま飽きずに続けてくれたら
生き物を育てる大変さを少しでも理解してくれるのでは…。
そんな淡い期待を抱いています。

私も息子という生き物を育て始めて今年で9年目。
難しいことだらけで奥が深く、まだまだ勉強させられることばかりです。

今日も仕事終わりの電車の中、帰宅後の子供たちのお世話をイメトレする一方で
9年前の息子たちの写真や動画を見て「エモい」と心の中で呟く私なのでした。

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 社長 谷洋の独り言ブログ 日々是好日