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2011年3月号

vol. 048

1,000円で万馬券は買えない

~少資本でブレイクは起こせない。ビジネスの成否はギャンブルの理屈に似ている~

大事を成すには、ムダに多過ぎる「余分」を必要とするところがある。
それは「投資」という概念とは根本的に違っている。
ビジネスの成功は、大量の「余分」と一緒に仕入れなければならない。

1,000円を持ってパチンコに行って勝てるだろうか?
答えは「絶対に勝てない」である。
1,000円を持って競馬に行って勝てるだろうか?
この答えも「絶対に勝てない」である。

いや待てよ…。

1,000円で玉を買い、速攻でフィーバーがかかれば、
もしかして1,000円が10万円になる可能性もあるはずだ。
競馬でも、
1,000円で買った馬券がたまたま入り、
10万円になる可能性もゼロではないだろう。

だが断言する。
可能性はゼロである。
ゼロ。

1,000円は、絶対に10万円にはならない。
パチンコや競馬を経験したことのある人なら、
誰もが「同感だ」と頷くだろう。

たいへん不謹慎ではあるが、
ビジネスの成否は、ギャンブルの理屈に似ている気がする。

資本金100万円でビジネスを始めてブレイクするだろうか?
やはり「絶対にしない」と言わざるを得ない。
これは摂理なのかもしれない。

この理屈をうまく説明するのは難しいのだが、
ギャンブルにしろ、ビジネスにしろ、
「ある一定の火薬の量を超えなければ、火薬は爆発しない」
という科学的な根拠に則っている。

ギャンブルは、96回の失敗と3回の吉兆と1回の奇跡で成り立っている。
奇跡の起こる確率は1%ある。
となれば、
1,000円を握って100回競馬に出かければ、
1度ぐらいは奇跡が起こりそうなモンだが、そうはならない。

本気で奇跡を狙うなら、
1つのレースに10万円全額を突っ込むべきだ。
奇跡とは、夥しい「ムダ」と一緒でないと起こらないからである。
「ムダ」とは大量の「捨て金」である。

会社を潰さないことを成功と言うならば、
資本金100万円でスタートし、
10年後、2人の従業員と自分が食っていくためだけの会社を存続させるのは可能だが、
間違っても従業員200名の企業にはなり得ない。

もし、従業員を200名にしたいなら、
資本金は最低でも、1億円から始めなければならないだろう。

さらに、
その資本金の1億は、自分ではない、他の誰かに出してもらのが良い。
人の金なら、
まあいいや!で、ムダ遣いもし易くなるはずだ。

ビジネスの成功がもし「常」ではなく、
稀にしか起こり得ない「奇跡」だとするならば、
その奇跡とは、
「ムダと混ぜ合わせて初めて起こる化学反応」と
言えるのであろう。
ムダがなくては、
ビジネスはいつまで経っても発火点には達しない。

これは摂理なのだ。

今、日本には、中小企業が430万社もある。
大企業、上場企業はたったの0.3%だ。
この多くの中小企業が、いつまで経っても中小企業のままなのは、
ギャンブルができないからなのだろう。

だが多くの中小企業が、
余分な金を持っていなかったから、ギャンブルができなかった訳ではない。
実は、中小企業のトップ達は、
1,000円では永遠に勝てないことを、
知らないのである。

いつか当たるかもしれない、と、
1,000円を握り締めている中小企業トップは多い。

やってみて欲しい。
当たらないのだ。

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 社長 谷洋の独り言ブログ